入れ歯(義歯)
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また、初診の患者様は
成人の患者様は1時間、
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お時間をいただいております。
診療時間についてご了承ください。
よろしくお願いいたします。
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入れ歯(義歯)
入れ歯とは、様々な理由で歯がなくなってしまった場合の歯の変わりとして使用する(補綴、ほてつと言います)治療方法の一つです。残っている歯があり、それを維持、土台にする場合は部分入れ歯、すべての歯がない場合は総入れ歯による治療になります。
入れ歯は、種類によっては見た目が好みと合わない、装着すると痛みがある、話にくいなどの問題が起こることがあります。これらの問題が起きないよう、お口の中の状態を正確に診断し、医師と相談をしながら適切な入れ歯を選び、定期的なメンテナンスを受けることが大切です。
取り外しが可能ですので口の中で動くことが当たり前ですが安全性が高く顎の骨に負担がかかりにくい、感染をコントロールしやすい利点があります。
一方インプラントは顎に直接金属を埋め込めるのでよく噛めますが、感染のコントロールをかなり厳しく行うことが必要になります。顎の骨が感染してしまうとインプラントが揺れる、いつもそこに炎症がある状態になります。糖尿病、ステロイド内服中、骨粗鬆症で骨を強くする薬の一つを内服している患者様にはインプラント実施には特別に留意する必要があります。
食べ物を噛みきれなくなり体全体に負担をかける
歯がなくなると食べ物を噛み切ったり、すり潰したりできなくなります。
食べ物をうまく噛みきれていないまま飲み込んでしまうと、年をとってきた時に体に負担をかけてしまいます。またよく噛むことにより栄養摂取が効率よくされます。
歯を抜いたところに周りの歯が動いてくる
歯がなくなると周りの歯は、その部分を補おうとして動いてきます。そうすると、いざ治療をしようと思った時に、動いてしまった歯を戻さないと、部分入れ歯が作れなかったり、動いてしまった歯を大きく削らないといけなかったりします。
歯を抜いた周りの歯が歯周病や虫歯になる
歯がなくなってしまうと周りの歯がうまく咬むことができず、汚れが残ってしまい、虫歯や歯周病になりやすくなります。
歯ぎしりや食いしばりが強くなる
かみ合わせや筋肉のバランスが崩れてくると、体は歯ぎしりで歯を削って自分でかみ合わせを整えようとするので、歯ぎしりや食いしばりが強くなります。
体のバランスが悪くなる
口の周りの筋肉は首や肩、頭につながっているものがあり、左右の筋肉のバランスが崩れると体のバランスを崩すことがあります。
認知症と入れ歯
認知症の患者様の場合、いつも通りに過ごしていくことが重要になります。変化に対応することが困難な場合も多く、新しい入れ歯を作っても使用しないこと多くなります。新しい入れ歯も体への大きな変化になります。
しかし、認知症になる以前から入れ歯を使用している場合にはその入れ歯は使ってものを食べることができます。入れ歯が必要であればできる限り早い時期に使用を開始し順応することが勧められます。
保険診療の入れ歯は、費用を抑えられることが最大のメリットです。
デメリットは、見た目が不自然であったり装着時に違和感(特にプラスチックの厚みやニオイ)がある場合があることです。
歯科用のプラスチックであるレジンで土台(床)を作ります。保険診療のため治療費が安く、適用範囲は広くほとんどの症例に使用することが出来ます。デメリットは、入れ歯を支える金具が目立ってしまうこと、強度を確保するために土台の厚みを持たせることで使用時に違和感が出てしまうことです。また味や温度もわかりにくいとの訴えも時にありますが、修理がしやすくいろんな治療をしながら使っていくこともできます(治療用義歯)。
保険外診療の入れ歯は、費用は高額になりますが見た目が自然にできる、装着時の違和感を少なくすることができると言う利点がそれぞれあります。
コバルトで土台(床)を作ります。費用は比較的高額になりますが、レジン床と比べて薄くでき、味や温度がわかりやすくなります。
チタンで土台(床)を作ります。チタンは体の中に埋め込むことが出来るほど安全性の高い金属で、安心して長く使用できます。
樹脂で作られており、薄く軽く弾力感があるため装着時の違和感が少ないこと、目立つところに金属を使用しないので審美性が良いのが特徴です。
磁石を入れ歯と残った歯の両方に取り付けて装着します。磁石がしっかりと吸着し合うため、安定感に優れています。見た目は自然で、残った歯の根元を利用できるので装着時の違和感が少ないです。
できれば、周りの方から入れ歯だと気付かれたくない方も、いらっしゃるかと思います。
当院では、ノンクラスプデンチャーをお勧めしています。
ノンクラスプのノンは「無い」、クラスプとは「バネ」を指し、ノンクラスプデンチャーとはバネのない入れ歯のことです。今までの部分入れ歯には必ず金属のバネがついており、笑った時に入れ歯のバネが見えることで口元を気にされる方がたくさんいらっしゃいます。
ノンクラスプデンチャーは、歯ぐきの色に似た樹脂を使ってバネの代わりとなる部分を作成し、固定を維持しつつ審美的な要因を解決させる利点を持っています。
見えるところに気になる金属のバネがないため非常にきれいな口元になり、入れ歯と気付かれないほど自然で目立たない部分入れ歯です。ノンクラスプデンチャーは部分入れ歯の審美的な悩みを大幅に改善できる入れ歯です。
通常の入れ歯よりも、入れ歯を装着した時にフィットし、装着後の違和感が極めて少ないと、非常に好評を得ています。また、金属が噛み合わせの一部、非常に少ないので金属アレルギーの患者様も、使用できる可能性が高くなります。
ノンクラスプデンチャーを選択される方は比較的多い気が致します。興味のある患者様は、ご相談ください。
※欠損(歯が無いところ)の度合い、かみあわせなどにより適応できない場合もございますが、その際は別の選択肢も御座いますので、一緒に検討していきましょう。