痛みのコントロール|くぼた歯科クリニック|三鷹市にある歯医者

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痛みのコントロール

痛みのコントロール

 Web logという名前に甘えて今回は日記のような文章です。

 痛みは人間にとって何か体に異常があるというサインです。痛みが好きな人はいませんし、なかなか耐えられるものでもありません。私は偏頭痛とぎっくり腰(正式病名は急性腰痛、あるいは腰椎椎間板ヘルニアだと思います)の症状がありますが、この2週間ほど腰痛に悩まされました。健康そうに見えますし、まだ自分ではシルバーシートのお世話になるのにかなり?躊躇があり周りの雰囲気もここはあなたの居場所ではないという感じでしたので、ひたすら電車で頑張って立っていましたがこれはかなり辛いです。急性腰痛の痛みはなぜか力が入らない、痺れる感じ、いつも頼りないのですが足元がさらに頼りない感じがして腰が伸びず立てません。とにかく力が抜かれる感じの変な強い痛みで、一生続くと考えると恐怖になります。ちなみに私の場合にはロキソニンやカロナールは全く奏功しません。そのため家では這って移動し(子供達はこんなふうにはなりたくないな、といつも笑っています。私の苦しんでいる様子は非常におかしいみたいです。)医院では治療椅子に座ってあまり動かないことになります。(挨拶も座ったままで申し訳ありません。)ほとんど動けないのでこの痛みは何なのかいつも考えています。別に答えはでないのですが休めと体が指示を出しているのかなと勝手に思ったりしています。だからと言って仕事を休めるわけでもありません。

痛みの除去は麻酔医や歯科医師にとって大きな課題です。歯の炎症は閉鎖腔の中で圧がかかってきますので尚更痛みが強いようです。よく歯茎が腫れて痛い、時に膿を出すと痛みが軽減します。切開、排膿するのは圧を軽減して細菌数を減少させる目的があります。

1846年にボストンの病院で歯科医師のWilliam T.G. Mortonがエーテルを用いて血管腫を取り除く全身麻酔を成功させました。とにかく、痛みなく手術を成功させて全てが元通りになることが全身麻酔には必要です。痛みなくとは簡単なようで難しいことなのかもしれません。

 歯で言えば、痛みが出てしまってからでは進行している場合があります。歯の神経は硬い組織からで覆われていますし、エナメル質という表面だけが細菌に侵食されても痛みはなく象牙質や神経に近くなってから痛みが出ます。歯周病の治療で歯石除去はできますので口腔清掃と共に虫歯予防もしていきましょう。