咬筋マッサージ(咀嚼筋の起始停止)
咀嚼筋(側頭筋、外側翼突筋、咬筋、内側翼突筋)の続きです。
顎が痛いと患者さんから訴えがある場合があります。その場合、咬筋など咀嚼筋の筋肉痛
の場合もあり全てが顎の関節によるものではありません。顎の周りにはいろんな筋肉が付着していますのでその筋肉の痛みによる場合もあります。
よく頬をマッサージする咬筋マッサージをお勧めするのですが、咬筋はどのように顎にくっついているか知らないと?になります。
それでは咀嚼筋の起始停止についてです。下手くそな絵を描きましたので見てください。
側頭筋と外側翼突筋は停止位置が近くなっています。
次に話題の咬筋と内側翼突筋になります。
自分で一番触れるのが咬筋になります。
神経支配も覚えましょう。
咀嚼筋は名前は違いますが全て三叉神経(第3枝下顎神経、深側頭神経、咬筋神経、内側翼突筋神経、外側翼突筋神経)支配になります。一方で表情筋は顔面神経支配になります。
神経支配が違うので注意。表情筋は次回説明します。