救急蘇生確認事項の順番

 

バイタルサインの順番通り

 

 

a.意識（脳が機能しているか）

　　意識の確認→脳に血流が行っているかいないか。

b.脈（総頸動脈、脳に血流がいっているか）

　　その次の脈の確認は総頸動脈を触知しますが、この動脈は脳に血液を送っています。ここで脈が取れなければ脳に血液が送られていない可能性が大きくなります。血圧が低くて循環が確保できないことと同じ現象になります。

　　脈の確認→脈なしであれば血流が脳にいっていない。

c.呼吸（換気ができているか）

d.血圧（循環が保ているか）

e.体温（循環、脳機能、感染）

 

 

 

救急蘇生で胸骨圧迫するのはなぜ？

→心臓のポンプ作用を代替して血液を脳や様々な組織に送るためです。

意識なし、脈なしで胸骨圧迫を開始します。

どんな場合でも心配になったらバイタルサインを確認します。意識のあるなし、脈、血圧が基準値範囲内か確認します。

 

 

 

 

92歳の女性。待合室で気分不快となった。

最初に行うべきことはどれか。

a.胸骨圧迫

b.AEDの装着

c.静脈確保

d.意識の確認

 

 

全てに優先して最初にするべきことは？

胸骨圧迫やAEDの装着、静脈確保はバイタルサインを確認して意識、脈なしがわかってから行います。