争いで医療は崩壊する
- 2026年4月2日
- 独り言
争いで医療は崩壊する
障がいのある方もバリアなく医療を受けられることが理想ですが、特に国同士の争いの中ではまずスペシャルケアが必要な患者さん(医療弱者)が医療を受けられなくなります。移動困難の方は移動手段がなくなり、認知症の患者さんはご自身で医療の必要性を感じなければ来院しなくなり付き添いの方の移動手段などもなくなります。また、どんなに医療従事者ががんばったとしても医療器具や資金の援助がなければ医療をつづけることはできません。抜歯一つとっても局所麻酔がなければ拷問と同じでそれは医療ではなくなり、滅菌パックがなければ滅菌できず医療を提供できなくなります。
国にはそれぞれの事情、主義、主張があるのはわかりますが、戦闘を起こしてバランスを崩すとこのような状況に陥ることがよくわかりました。医療従事者として考えることは、争いが起こっていると良質な医療は存在しないことです。争いがなければなかったはずなのに、争いによって生じた罪のない子供たちへの傷を治療し命を救うのが医療の目的になってしまう。全く罪のない未来のある子供たちがなぜ一番はじめにその影響を受けなければいけないのか、理解できません。人の命を勝手に奪ってよい理由、戦闘など存在理由があるはずがない。しかも、医療器具が流通しなければ多くの国の多くの人にも医療がいきわたらなくなる。大国のトップの判断により、このような感じで崩壊への道をたどっていく、ということは今回非常に理解できましたが、個人の努力では何も変わらず、本当にあきらめるしかないとはこのような状況をいうのでしょうか。