全身疾患と口 (歯科衛生士国家試験)
- 2024年11月1日
- 歯科衛生士国家試験
全身疾患と口
歯科衛生士国家試験問題
臨床との関わり
開業医でも糖尿病の患者様の口腔衛生管理の頻度は高い。
全身疾患で歯周病と関係するものは?
歯科衛生士の管理が必要なのは虫歯(う蝕)と歯周病で両者ともに細菌感染による感染症。
第一選択で歯周病と関係する全身疾患は糖尿病。
糖尿病は易感染性で細菌感染しやすい。糖尿病は血糖値の問題もあるが血管の病気。
三大合併症は覚える。
神経障害
腎障害
網膜症
実は全て血管の病気。
問題(国家試験改変)
高値になると歯周病の治療効果に影響を与えるのはどれか。一つ選べ
a. HbA1c
b. HBV抗体
c. 血色素
d. コレステロール
検査データが何の検査にかかわるかは覚える必要あり。
a.HbA1c(糖尿病の長期的な指標、ブドウ糖と結合するHb、血液検査が必要)
b.HBV抗体(B型肝炎ウイルス抗体)
c.血色素(HbA1cとは違うことに注意。Hbだけなら基本酸素を運ぶと考える)
d.コレステロール(コレステロール)
正解はわかると思います。