AIは忖度できるのか?
- 2026年10月15日
- お知らせ
人間の特徴、良いところは忖度できるところだと思いますがどうでしょうか。
忖度は悪い意味で使われることが多いですが、私はそうではない気がします。相手が心地良いようにコントロールできるとか、ここでこれをやったら大変なことになる、これをやったら世の中やその人をだめにしてしまう、と考え忖度しあえてやらない、手加減し相手を思いやることができることだと思います。
AIはものすごく優秀で、がちがち頭の融通がきかないタイプで(当たり前)、上から指示されればその課題や仕事についてはとことん遂行します。でも上からの指示なのでその指示内容によってはいろんなことが起きます。上の指示で暴走もします。でも学習もするので人間に対し忖度ができるようになるかもしれません。
手塚治虫が鉄腕アトムで、戦闘のために人間が優秀なロボットを作って戦争を行った結果、今度はロボットが人間全体を敵だと認識し人間を滅ぼしてしまうという漫画を書いていたのを思い出しました。結局コントロールできると思って利用していたものが人間にとって悪い方向に向かい(ロボットにとっては良い方向?)人間が破滅してしまうという、今ではいかにもありそうな物語になっています。使う人間が勝手気ままに使えば、そりゃロボットも同じようなことをして良いと考えて学習しプログラムが動くでしょう。
人間の人間たるゆえんは大脳皮質で感情をコントロールしバランスを考え忖度できることや、上からの指示に完璧にしたがわずその人間のアレンジができることです。計算やデータ処理でAIに勝てるとは思えません。あえてやらない、うまく手を抜くのはいろんな意味で重要です。
ちょっと例えが違うかもしれませんが、プロ野球で
大事なペナントレース中であっても、あるピッチャーの引退試合で1アウトを使って打者はピッチャーに花を持たせるために大きく空振りをして三振をする。これは分かりきった結果ですが、八百長だと非難して、ここでヒットを打つような打者はいません。
AIやインターネットが発達して、人間が幸せになったかといえば別にそうでもなく、便利になったが、よくわからない情報に振り回され悪用され、AIやロボットの恐怖に怯える日が来ています。使う人間がコントロールしない限り破滅への道へとなるのは明らかです。現在の大国のトップをみると、彼らが優秀なAI・ロボットを真っ先に何に使うかは容易に想像できます。なんか問題ばかり起きてうまくいくとは思えない。
結局人間次第で、人間を救うのは人間で、人間を滅ぼすのも人間だと思います。